ニーム市、未成年者外出禁止令を導入へ ...続きを読む

フランスのニーム市は、薬物密売に関連する犯罪行為の急増を受け、16歳未満の未成年者を対象とした夜間外出禁止令を今週月曜日から導入すると発表しました。

この夜間外出禁止令は、市の特に治安が悪い地域で午後9時から午前6時まで適用されます。当初の期間は15日間ですが、必要に応じて延長される可能性があります。市は、この措置が「同伴者のいない未成年者を保護し、現在進行中の暴力に晒されるのを防ぎ、緊張を抑えるための予防策」であると説明しています。

今回の決定は、ニーム市内で多発している銃撃事件、抗争、ギャング間の対立など、一連の暴力事件を受けてのもので、ニームのジャン=ポール・フーニエ市長は「麻薬テロリストによる武力行動のせいで、ここ数日状況は手に負えなくなり、恐怖とテロの雰囲気が生まれている」と危機感を表明しています。