パリ高級住宅街にカルフール出店に対して、著名人ら住民が猛反発

フランス・パリの高級住宅地、6区のヴァヴァン通りとブレア通り界隈で、大手スーパーマーケット「カルフール・シティ」の新規出店計画に住民が猛反発している。
ル・モンド紙によると、すでに3000人近くが署名した反対請願書が提出されており、歌手や俳優、政治家など多数の著名人も名を連ねている。住民が特に問題視しているのは、新店舗の向かいに歴史的建造物であるアンリ・ソバージュ設計の建物があり、景観への影響が懸念されている。
請願書に署名した著名人には、ジャック・トゥボン元大臣夫妻、人気歌手のアラン・スーション氏とその息子たち、哲学者アラン・フィンケルクロート氏夫妻、弁護士のシルヴィー・トパロフ氏、俳優のカトリーヌ・フロ氏とピエール・リシャール氏、ジャーナリストのリュート・エルクリエフ氏、実業家のドゥニ・オリヴェンヌ氏などがいる。