パリ五輪1周年、セーヌ川で祝祭パレードとフリージュが帰還!

忘れがたき2024年パリ夏季オリンピックの開会式からちょうど1年。フランスの首都パリは、セーヌ川での祝祭的なパレードをもって、この記念すべき日を盛大に祝いました。カヌー、パドルボード、カヤックによる華やかな船隊パレードで幕を開け、特に注目を集めたのは、2024年パリ五輪・パラリンピックの成功したマスコットであるフリージュです。大きな2体のフリージュがゾディアックボートに乗って登場し、川岸から手を振ると、集まった人々からは「ありがとう!」という歓声が上がりました。船乗りたちは、ジョー・ダッサンの「オー・シャンゼリゼ」を大合唱し、祝祭ムードを盛り上げました。
関係者が語るパリ五輪の遺産サン=ルイ橋から祝典を見守ったパリのアンヌ・イダルゴ市長(社会党)は、「大会は街を深く変え、私たちに多くの幸福と喜びを与えてくれました」と述べ、特に「セーヌ川での水泳のような、非常に重要な遺産」に言及しました。組織委員会の元会長であるトニー・エスタンゲ氏は「現在も鮮明な素晴らしい思い出があります」と語り、大会の成功を振り返りました。
また、フランスを初めて訪問した国際オリンピック委員会(IOC)の新会長カースティ・コベントリー氏は、トーマス・バッハ前会長とともに式典に参加し、「パリに戻り、オリンピックが残したすべての遺産を見るのは素晴らしいことだ」と感銘を述べました。バッハ前会長は、長年にわたりパリ大会の準備を綿密に監督してきました。