パリ・フィルハーモニー妨害事件 訴追の4人が逆に「警察への訴え」

パリ・フィルハーモニーで発生したイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団のコンサート妨害事件で、訴追された男女4人が、今度は捜査機関や関係者を相手取り、新たに訴えを起こしたことが分かりました。
4人は、逮捕時の不当な暴力や、個人情報がテレビで流されたことによる「捜査の秘密侵害」があったと主張しています。
弁護士は、「依頼人たちは、誰かを脅すような行為はしていません。それなのに、情報が漏れたことでひどい非難を受けました」と述べています。
事件は先週木曜日の夜、公演中に発煙筒が使われ、コンサートが中断したものです。
フィルハーモニーや政府高官は、この妨害行為を強く非難しています。これに対し、実行を認めた「パレスチナ・アクション・フランス・コレクティブ」は、「ガザの犯罪から目をそらすための公演」を平和的に阻止するのが目的だったと主張しています。
【出典】20minutes 11月12日配信記事 『Incidents à la Philharmonie de Paris : Les quatre personnes mises en examen portent plainte à leur tour』(https://www.20minutes.fr/justice/4185018-20251112-incidents-philharmonie-paris-quatre-personnes-mises-examen-portent-plainte-tour)

