週間レッスン日記(6月21日~6月27日)

今週のレッスンでは、大変嬉しい報告が相次ぎました。 フランス語検定(仏検)を終えた生徒の皆さまから自己採点の結果を伺ったところ、なんと「合格ライン突破」のご報告が多数! …とはいえ、実は私自身はそれほど驚いていません。なぜなら、皆さまが日頃からどれほどの熱量で、地道な努力を積み重ねてこられたかを誰よりも間近で見てきたからです。「やるべきことをやりきった、当然の結果」として、心から拍手を送りたいと思います。

しかし、別の意味で私を大いに驚かせ、感動させてくれたポイントがいくつかあります。

まず一つ目は、入門者の皆さまの「発音の上達」です。 フランス語特有の複雑な母音や、日本人にとって馴染みの薄い子音の響きを、驚くほどの短期間で自分のものにされています。最初は誰もが苦戦する発音ですが、毎回のレッスンで熱心に耳を傾け、素直に口を動かし続けてくださった成果が、いま美しい響きとなってはっきりと表れています。この急成長には本当に目を見張るものがありました。

そして二つ目は、皆さまの「語彙の正確性と、同義語の使い分け」が飛躍的に上がっている点です。 ただ単に単語の意味を覚えるだけでなく、「この文脈なら、こちらの同義語の方がより自然にニュアンスが伝わる」という判断が、日々のレッスンを通して自然にできるようになっています。これは一朝一夕で身につくものではなく、アウトプットを繰り返してきたからこその素晴らしい成果です。

また、会話力やモノローグの構築力にも、確かな上達を感じています。 自分の頭の中の引き出しから、瞬時に適切な言葉を取り出して論理的に組み立てる力がついてきました。ただ、講師としての私の目から見れば、皆さまのポテンシャルはまだまだこんなものではありません。「もっと伝わる、もっと深い表現ができる」という明確な伸びしろがはっきりと見えています。だからこそ、来月7月もさらにギアを上げて、皆さまの力を引き出していく覚悟です。

何より嬉しかったのは、6月のレッスンを通じて、入門者から上級者まで、皆さまの中に「積極性」が溢れていたことです。 文法や発音の間違いを恐れて縮こまるのではなく、自分の言葉で伝えようとする「攻めのフランス語」。この姿勢こそが、語学を爆発的に上達させる一番の原動力です。最高の形で6月を締めくくることができました。

7月も、焦る必要はありません。周囲の進み具合に惑わされることなく、ご自身のペースを大切にしながら、また一歩ずつ理想のフランス語に近づいていきましょう!